不安定の先で

2021.05.23

 

時が経つのが早すぎてなんだか自分だけ世界に追いついていないような気がするのだけど、本人達もそんな気持ちなのだろうか。

 

 

不安定な1年だった。

 

諦めざるを得なかった大切なイベント、唯一無二の仲間に関する突然の報告

 

2年目にしてはあまりに重すぎる荷物を抱えていて少し心配だった。

 

でもそれと同時に嬉しいことだって沢山あった。

 

メンバー個々での大きなお仕事、グループで掴み取ったチャンス、見ない間に急成長したパフォーマンス

 

「不安にさせてごめんね、でも実はこんな嬉しいこともあって、俺たちはこんなこともできるようになって」っていつだって寂しさに寄り添ってくれるようで、ああそうだった私が好きな人たちは決して誰かを置いてけぼりになんてしない人たちだったって、何かある度に思い出す日々が続いた。

 

 

どうか変わらないでほしい。変わらない彼らを見て凄くそう思う。男の子だなってくだらないことで笑ったり泣いたりして、冗談も言うけどその冗談にはちゃんと愛があって、目を見て横並びで話す画をこれからもずっと見ていたい。女の子には到底入ることができないその輪の強さを感じていたい。

 

元気に楽しくお仕事をしていてほしい。死に物狂いで成功させようと汗を流す姿も好きだけれど、楽しそうだねよかったねってこちらも嬉しくなるようなラフに頑張る姿を見ると限りなく安心するから。

 

 

たった1年なのに、少し目を離せば見失ってしまうくらい猛烈なスピードで駆け抜けていく彼らを見て結局のところ心配なんて必要ないなと思った。悲しい苦しいの先にある幸せを知っている人たちだから何があったって大丈夫、そんな気がする。聞こえてしまったら頭に残る突き刺さる言葉が届くこともあると思う。そんな時は耳を塞いでいいんだからね。都合良くていいんだからね。

 

 

 

各々違う優しさを持っていて違う温かさを持っていて、だからこそぶつかる日が来るかもしれない。でも例えぶつかっても砕け散ることは無いと思う。少しヒビが入ってもすぐ修復できるような固い絆で結ばれていて、ここまでそうやって歩いてきたんだから。

 

 

冒険のような夢を描いて、時々こちらにもその夢のワンシーンだけを見せてくれたらそれでいい。やりたいこと、見たい景色、自由に生きて羽ばたいて、苦しい山は手を取り合ってゆっくりでいいから歩いていってほしい。その過程で彼らが涙を流すことがあったとしたら、それは幸せから来る涙であってほしい。

 

 

幾度と無く伝えてくれる「絶対にまた会おう」の言葉に幾度と無く救われています。これから先諦めざるを得ない状況に置かれる場面が続くと思うけれど、どうか気を落とさず身体にだけは気をつけて、美味しいものを食べて毎日あたたかい布団で寝て、楽しそうに笑う顔を沢山見せてください。

 

 

不安定の先で掴み取ったチャンス、成功や失敗云々の前に楽しんでさえいればそれで大丈夫。

 

 

3年目も頑張れ!心から応援しています

 

 

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